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大手町プレイスを快適な空間に。設備・警備担当者に直撃インタビュー!

大手町最大規模のビジネスセンターである大手町プレイス。ウエストタワー、イーストタワーの2棟からなり、オフィス、店舗、カンファレンスセンターなど、日々多くの方々にご利用いただいています。数多くの人が出入りする施設だからこそ、利用する方々にとってより快適で安心安全であることが重要です。そこで今回は、設備を担当するNTTファシリティーズ大手町プレイス防災センター設備所長の露木孝保さん、警備を担当するセントラル警備保障大手町プレイス派遣隊隊長の星川洋さんに、大手町プレイスの設備・警備について伺いました。



――普段どんな仕事をしているのか、それぞれの分担や内容を教えてください。

星川洋さん(以下、星川):私たちは、防犯セキュリティを警備のメイン業務として、防災センターを拠点に防災面で設備会社と協力し各種監視機器を統括して管理しています。
そのほかには、各ポストで決められた時間に立哨警戒をしたり、定期的な館内巡回・守衛室で出入管理業務を行なっています。

露木孝保さん(以下、露木):私たちは、電気の故障、空調のお問い合わせなど、設備側の窓口です。主な業務には、設備の監視装置がありますが、天気に応じて空調の調整を対応したり、設備の点検も行なうなど、建物設備の維持管理業務を担当しています。災害対応については、警備と協力をしなければならないので、定期的に訓練を行っています。


――大手町プレイスの特徴はありますか?

星川:館内に椅子やソファなど座れるスペースが多いところですね。他のビルには、タッチダウンスペースや休憩できるスペースがあるところはなかなかないと思います。

露木:トラブルや災害の際に、業務の円滑な遂行を継続させるBCP対策に非常に力を入れており、停電時のバックアップ電源が充実しています。非常用発電機と常用発電機があって、常用発電機は毎日稼動しているので、日頃のケアも重要な業務です。
また、非常時に水が止まっても、井戸水を使って、トイレの水として利用できたり、建物内に地域熱供給会社のサブプラントがあるので、そこに非常電源を供給することによって他のビルに冷水を分けることが可能です。エネルギーセンターのような機能があるのも大手町プレイスの大きな特徴だと思います。


――それぞれ最も気を付けている点はありますか?

星川:事案が発生した際に、初動が遅くなると被害が拡大するリスクがあるため、まず初動対応、報告連絡相談を迅速にするように気をつけています。火災報知器の発報などがあったら、少しでも早く現地へ行って被害確認をするように日頃から心掛けています。

露木:施設の規模が大きいので、設備の特色の都合もあり、業務全体を見るように心掛けています。


――仕事で一番大切にしていることとは?

星川:理想は金太郎飴のように、誰でも同じように一定レベル以上の仕事をすることです。
そのためには、朝礼や個別など、指導し続けることが大切です。グループごとに実務指導をさせて、レベル向上を図っています。
私たちの仕事は、個人の部分とチームとして連携して動かなければいけない部分、警備で完結する部分と、設備やその他の方々と連携しなければいけない部分など、さまざまな事案が想定されるので、それらを一つ一つクリアしていくことが大切です。
日々レベルアップをすることはもちろん、私たちが施設の改善提案を含めてどれだけ大手町プレイスに貢献できるかが今後の評価になってくると思います。

露木:全てにおいて言えるのですが、きめ細かい対応が大切だと思っています。それは、お客様対応であったり、メンバーの教育であったり、業務品質であったり、警備との連携に対しても、きめ細かく対応していきたいと常に考えています。きめ細やかな対応が、大手町プレイスに来られる方々に安心安全、快適性を提供することに繋がっていくと思っています。

今回お話を伺った、NTTファシリティーズの露木孝保さん

セントラル警備保障大手町プレイス派遣隊隊長の星川洋さん

Access

「大手町プレイス」へのアクセス
  • 東京都千代田区大手町二丁目3番1号から2号
  • 東京メトロ大手町駅A5出口直結
  • JR東京駅丸の内北口徒歩7分